2011年6月19日日曜日

牡蛎はむなしい



会津若松から酒田までどうやって行こうか。
磐越西線で郡山に行き、新幹線で山形まで行き、そこから日本海側に出る。
会津若松から新潟まで鈍行列車で行き、そこから特急「いなほ」
どっちにしろ、3時間に一本程度の列車。
Googleマップで調べたら、会津若松から新潟まで車だと2時間程度と分かったので、レンタカー。
陽射しの強い日本海を眺めながら、酒田着は17時45分で、おいしいものとビール一直線タイム。
新潟駅の待合室でネットで発見した「こい勢」に飛び込む。

「今日のお勧めは?」
「地元のフグがあります、小さいけれど、おいしいですよ」
皮付フグは小振りだがしっかり味濃い。
次は「岩牡蛎があります」
夏の岩牡蛎は酒田名物。
小振りで、厚く頑丈な殻の中に、ぷっくりと収まった身を一口で」
ああ おいしい!
「大将、牡蛎って、むなしいね〜……
  海でゆっくりのんびり暮らしてたのに、捕まって、店まで運ばれて、殻を開けて客に出すまで大変で、そして客は一口一瞬で食べちゃう」
「そうです、むなしい」
「むなしい」

「牡蛎、おかわりもう1個!」
さて、次はと……

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