2010年2月3日水曜日

四半世紀の宴会




飯塚の仕事が終わったあと、すぐに帰れば金かからないのに帰らず、四半世紀以上前、しょっちゅう呑んでいて、今は博多と長崎県大村に住んでいる仲間が博多の「せいもんばらい」に集まった。男女二人ずつ。

突き出しに出て来た小さな貝は、地元の人は当たり前に知っているようだが、私は初めて。名前が平仮名2文字だが、忘れた。
中身をほじくり出したら、超小型のサザエみたい。

ゴマサバが来た。
博多の冬はこれがなければ始まらない。
この店は豪快な料理と価格の安さで有名だが、このゴマサバの切り方なんかその代表みたいなもんだ。
超厚切りというか、ぶつ切りというか、たたき切ったというか、乱暴に切っているようだが、食べるとこの厚切りが美味しい。

こんなのどんどん食べ、九州焼酎グビグビ呑みながら、昔の話がどんどん出てきて、誰それが好きだっただの、誰かさんと誰かさんが実は……なんてのが次から次に。
しかしこれだけ昔になったら、もう時効もいいところで、懐かしい漫才みたいなもんだ。
残念ながらあっちに行ってしまったのもあらたに数名判明。
60歳をとっくに過ぎた同志が正式に結婚し、しかもお互い初婚で、東京の土地を売って温かい地方でのんびり悠々自適、なんてほのぼのカップルもいる。うらやましいね〜〜〜
携帯電話の電波が、全国に散っている仲間にあちこち飛ぶ。

30年前に戻っていたら、更に時間は遡り、青春時代に戻ったようだ。
気をつけなければならいのは、初恋の人。
絶対に会ってはいけない。
青少年と乙女は、数十年経つとどうなっているか。
テニスコートで眩しく輝いていたあの子、ラケットとを振ると短いスカートがヒラッと、なんてのを思い出しながら数十年後に会ったらいったいどういうことになるか、よーく考えてみなさい。
電話してもいけない。
声が、しわがれて……
お手紙ならいいかな〜〜〜?

私が大好きな、バーナード・ショー(ノーベル賞文学者)の言葉、

 青春は
  若いやつらにゃ
   もったいない

何をグズグズ書いているのやら、仕事しなくっちゃ!

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