2007年6月20日水曜日

夏のアンコウ




米沢でいつもの「志乃」に行ったら、酒田でとれたアンコウが出て来た。
アンコウといったら鍋で、冬の暖か料理だが、それが東北の夏に。
大きなお椀にたっぷりと入っている。
まずはあん肝。
箸で持ったらプリンと弾力がある。鮮度良い証拠。
口に入れ、舌でつぶしたら、なめらかな脂が染み渡った。
フォアグラの優しさ版だ。
骨と皮のところを取り出して噛み付いた。
ぷるぷる!
たっぷり食べて外にでたら、まだわずかに明るく、藍色の空に三日月がきれいに光っていた。

東北で 初夏のアンコウ 藍の空

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