2013年7月1日月曜日

高鍋-3:発酵し始めと蒸留直後

黒木社長と歓談したあと、いよいよ黒木本店の工場見学開始。



きれいな工場内の発酵室には甕がずらりと並び、そのうちの一つ、発酵し初めのところを試飲。
もうアルコールが出来始めていて、どろりとしたのをちびりと舐める。

麦の香りが出ていて、粒が唇に引っかかる。
次は蒸留機に行き、蒸留直後の透明な液をグラスに注いでくれて「60°ですから、ちょっと舐める程度でどうぞ」
最初の一口は鋭く口内と咽に刺さった。
「もう一口舐めてみて下さい」
今度は香りが口、咽、そして鼻から頭にかけて豊かに広がった。
すごいな! でも、なぜだろう?
「一口目で慣れ、二口目で香りが分かる」ようだという。
これは、工場でないと経験出来ない。

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