2010年10月19日火曜日

1008ロンパリ43:ソルトビーフ






(8月末帰国後書き溜まったのを連載中)

ロンドン名物のサンドイッチに、ソルトポークサンドイッチ、ソルトビーフサンドイッチがある。魚のサンドイッチも有名。
セルフリッジのザ・フードホールにこれをメインとした店があり、ソルトビーフサンドイッチの一番小さなのを頼み、横のテーブルで試食。

食パン一枚を半分に切って、それにビーフ・ブリスケット(ブリスケ)のブロックから5ミリ以上の厚さに切り出したスライスを4枚ばかり重ねて挟んである。
食べやすいように切れ目を入れた太いピクルスが1本ドンと付け合わせ。
これで4.8ポンドほど。

これは、米国で言うコーンドビーフ。
コーンドのコーンはトウモロコシ大の岩塩で漬け込みする所から来ている。
イギリスではソルトといい、米国ではコーンドというわけだ。
ブリスケットを塩と香辛料に漬け込んでから長時間ブレーズ調理をしてある。
ブレーズは、肉の塊が沈まない程度のスープを入れ、蓋をして、沸騰させないように長時間蒸し煮する。
日本でやる落とし蓋の巨大版だな。
業務用の実際の大量調理ではウォータークッキングにするのかな?
ウォータークッキングは真空パックにしてスチームかボイルする。

このソルトビーフ、持っただけでほろりと崩れるほど軟らかく仕上がっている。
塩味も適切。
マスタードを塗ってパンに挟んでいる。
ビールのつまみに最高!

ふと周りを見ると、横のおじいちゃん、後ろのおばあちゃんはフルサイズをパクついている。
凄いね、元気だね、たくましいね~~~

このコーナーの向かい側は回転寿司で、並んでいる。
食べているのは全て地元イギリスの皆さんで、美人のお嬢さんが多い。
寿司のテイクアウトもある。
奥にはスモークサーモンをスライスして提供しているバーがあり、ワイン飲んでる。
エキサイティングなホールだ。

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