2009年9月15日火曜日

米沢牛の試食会





八丁堀のイタリアンレストラン「コルニーチェ」は、イタリアで13年ほどデザインの勉強をした大(まさる)さんが帰国し、デザイナーではなくイタリアの美味しいものをたくさんの人に食べさせたくて開いた店。デザイナーがオーナーシェフになった訳だ。

あるとき大さんが「赤身の牛肉のいいのを探している」と言う。
イタリアの牛肉は赤身で熟成されており、日本の和牛とは違うさっぱりした味だ。
それなら、私の大好きな米澤佐藤畜産の米沢牛、グレードはA-3。
このグレードは、高品質の和牛の、脂肪交雑(サシ)が中間。
サシが多ければ多いほど和牛は高くなり、最も高いのはA-5となる。
A-3なら、赤身の牛肉だし、品質、味は最高グレードだ。
これがイタリアンにどう合うか、試食会を開こうということになった。
とは言っても本音はこれを理由にまた宴会をやろうという魂胆は見え見え。

メニューは2つ。
まず、カルパッチョ。
赤身のランプ(腰から尻にかけて)部分を、ナイフで小さく切り刻み、美味しい塩とハーブをわずかに加えて整形した塊が出て来た。

しっとりと落ち着いた赤身牛肉が、控えめの塩と香草で、口に入れるとふわーっと体が浮くよう。

もう一つはリブロースの炭火焼。
厚さ3センチをじっくり慎重に焼き、カットして提供。
ああ、これぞ牛肉!

その後イタリアンメニュー色々あれこれ。
ちょっとワイン飲みすぎたな。反省!

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