2009年9月6日日曜日

戦争レクイエム





昨年取れなかったサイトウキネンオーケストラのチケットが今年は取れた。
今日のプログラムは「戦争レクイエム」で、初めて聴く曲。
戦争での死者へのレクイエムだが、霊との対話等が入る特異で重厚な曲だ。
オーケストラの規模も巨大で、フルオーケストラに、ピアノ、オルガン、いくつかの打楽器が入り、更に指揮者の周りに弦楽四重奏が加わる。
そしてその後ろに大規模な合唱隊が入り、合唱隊の中央にはソプラノ、指揮者の前にテノールとバリトン。翻訳字幕付き。
またまたさらに、バックコーラスで裏側に児童合唱団が居る。

戦争の悲惨さを訴え、死者を弔うこの曲は、何回も聴く曲ではない、CDで聴く曲でもない、これはコンサートに行くしか無い。
そして、一度は聴くべき曲だ。
今も世界各地でやっている戦争の悪しきリーダー、政治家達よ、この曲を聴け! 目覚めよ!
勇気を持って選曲した小澤征爾さんを讃えたい。

松本行ったら、美味しい店は京料理の「尚古庵
なんで松本で京料理かと言うと、ここのご主人が京都で修行し、15年前に松本に戻って開いた店。
ハモ等が出て、焼き魚はぐじの若狭焼き。
厚みのある切り身の上に、針切りした海苔が山のように乗せてある。
出し汁がさらりとかけられている。
皿が置かれただけで、海苔と汁の香りが舞い上がった。

仕上げのあと、薄茶(おうす)が出て来た。
おうすは飲み終わったあと、茶碗の下に残る形がどうとか言うが、今回の形はどういうことなのかな?

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