2011年12月16日金曜日

1112ウイーン10:ツィンバロン






5年前ウイーンに来た時入ったレストランで変な楽器をおじさんが弾き語りしていた。
安いのに美味しいレストランなので、その翌年も行き、今回また行って見た。
店に入ってこの変な楽器が、一昨日のブダペストシンフォニーで演奏していた楽器だったことが分かった。これだったのだ!

食事の最中、演奏のおじさんが途中休憩で私のテーブルの横を通ったので呼び止め、コンチェルトハウスで行われたブダペストシンフォニーの話をしたら、
「そうそう、あの横幅のすごいのは、俺の知人で、3日前に6人でここに食べに来た」
6台のツィンバロン奏者が揃って来たのだろう。
「この楽器の名前は?」
「ツィンバロン」

ツィンバロンの演奏は、木魚をたたくようなバチでたたく、指でたたく、ギターのようにつま弾く、そして指で引っ張る4方法のようだ。
指で引っ張るのが一番大きな音が出る。

食べたのはウイーン名物「ウインナーシュニッツェル」
肉をたたいて伸ばしてスジを切って薄くし、パン粉を付けて揚げる。
こちらのパン粉は日本のとは違って、粉そのもの。
奥のキッチンでバンバンと音がする。シュニッツェルの仕込みしてるな。

外に出たら、イルミネーションの彼方にステファン寺院がライトアップされていた。
別の通りは違うデザインのイルミネーション。
通りごとに違ったイルミネーションだ。
オペラハウスのライトアップは静かにおとなしくされている。
この重厚な建物は、正面からだとトラムの電線や信号機が邪魔で、裏側からの方が良く撮れるな。

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