2009年2月16日月曜日

焼き白子寿司



京都の帰り、駅の伊勢丹食料品売り場に寄ると、京野菜、魚の美味そうなのが、手ごろな価格で売っている。お客さんを見てみると、地元の人が結構多く、お得意さんがだいぶついているようだ。
ちょっと湯引きして香りを出した鯛の皮、肉厚のこれこそ京都だというお揚げ、これもたっぷり厚い湯葉、鯛の黒寿司等買い込み、ふと、寿司売り場を見たら白子を炙って乗せた寿司がある。これは旨そうだと買い、新幹線に飛び乗った。

動き出してすぐに白子寿司を開け、ポン酢をトレイの蓋にざっと開けたら、おいしそうな臭いがただより広がった。
周りの人に悪いな、と思いつつも「いいだろー」という優越感も。
白子は、表面さっぱりと焼け、軽い焦げ目の風味も出ている。
一個丸ごと大口に放り込み、噛んだら、パチンとジューシーな中身が破裂した。
ゆっくりと噛んでいるつもりが、瞬く間に1パック無くなってしまった。

寿司から現実に戻り、外を見たら、寒そうな雪景色の中、夕日が照り輝いていた。
空と雪が異様な色。
関ヶ原だ。
さあ、帰って、京都の食で一杯やろうか。

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