2012年10月31日水曜日

102歳の新蕎麦

EU1208途中の割り込み

ぶらりと黒姫駅に降り、爽やかな秋風の中を野尻湖畔に向かう。
野尻湖のおばあちゃんが102歳になった。
やあ久しぶりと上がった途端、「よく来たよく来た! 新蕎麦を打ったから、取りあえず茹でる前の香りを」と、差し出された。
切り揃えられた蕎麦に鼻を近づけると、香りがいっぱい鼻孔を通って吸い込まれて来た。
おばあちゃんは相変わらず元気で、背筋すっきり、立ち居軽やか。
私はビールで、おばあちゃんは日本酒をぐい飲みで「カンパーイ!」
おばあちゃんは娘さんと一緒に、隣の畑の野菜や近所の皆さんからいただく地元のおいしい食材を楽しみながら、のんびり娘さんと一緒に暮らしている。
娘さんは82歳で、おばあちゃん合わすと2人で184歳!
平均年齢92歳!
時々三味線をチントンシャンとやっているようだ。
こうなると人生を超越しているというか、仙人のようだというか……
ここ来ると、時間の流れが突然ゆったりとなる。
仕上げの蕎麦はもう最高!
お代わり!!

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