2015年10月13日火曜日

15エジンバラ4-熟成21日ビーフにウイスキーソース

 繁華街を慎重に歩き、レストランレベルで牛肉を食べられる店3件に目を付け、早め夕食でその内の一軒に入った。
レストランと表示はしてあるものの、実態はパブで、バーカウンターも含めて大騒ぎ。
ディナーとして隅に一人分の席を見つけ、座ったままウエイトレスに注文する形にした。
 オーダーはグリルからの21日熟成のリブアイステーキで、ポテトチップ、丸ごとのマッシュルームとトマト付き、14.95ポンド。これに特別ソースの一つでウイスキーソース1.5ポンドを追加。
一緒にスコットランドビールのダークを頼んだら、ギネスタイプのがでかいグラスでドシンと出て来た。
 ビールをグググ〜〜と半分飲んだ辺りでステーキ登場、結構早い。
ソースはミニポットに入った熱いのが来た。
ステーキ用ののこぎりタイプのナイフで一切れ切り出し、まずはそのまま食べてみる。
適度に熟成されて軟らかく、素朴な風味もあり、じっくりうまい。
次にウイスキーソースを乗せて……
 とろりと煮込んだグレービーで、ステーキの味をたっぷり豊かにしてくれる。
しかし、ウイスキーの風味はわからない。
グラスの白ワイン一杯のあと赤一杯でパブのこの騒ぎの中、じっくり腰を据えてゆっくりと食べ尽くした。
喧騒も食休みの環境として悪くない。大混乱の中の、内なる静寂だな。
さて、スコッチウイスキーを今晩もやってみようか。
入った時から何度もビールの銘柄、ワインの銘柄としょっちゅう聞き、アドバイスしてくれているなかなか美人でがっしりした体型のウエイトレスにスコッチウイスキーのお勧めを聞いたら、「それはバーテンに聞いて下さい」
ウイスキーの選定はバーテンにあるようだ。
立ち飲みしている皆さんをかき分け、バーテンに聞いたら「ハイこれ」と出してきた。
昨晩の感動がまたあるかと飲んだら、これはそうでもなかった、美味しいが、驚愕まで行かない。
ハイランド(北の方)のようだが、スコッチにもいろいろあるのだろう。
ちょっと物足りなくて、昨晩感動したパブに行き、あのバーテンが居たら同じのを頼んでブランドを確認したかったが、居なかった。彼が居ないとわからない。明晩また行ってみようか。

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