2009年2月19日木曜日

トリミング昆布






うね乃」で買った鮪節の「粉だし」を、豆腐とほうれん草のおひたしにはらりとかけて食べてみた。
この瓶の中には小さなスプーンが入っているので便利だ、親切だな。

豆腐もほうれん草もひと味もふた味もすばらしくなった。
たったこれだけで素材のおいしさをたっぷり活かしてくれるなんて、うれしいね。

あるとき、豆腐工場の社長が「ウチの豆腐はおいしいから、何も付けないで食べてください」と言っていた。確かにそうだな。
粉だしかけて食べているの見たら怒るだろうな。
社長、勘弁してください。

昆布をカットして出て来るトリミング、端っこの小さな破片を袋詰めにしたのも買ってきた。
「うね乃」の鰹節は、農水省のコンテストで昨年優勝したという。
指宿市山川町産だ。今度見に行かなくっちゃ。
この賞は5年に一度やるだけというので、あと4年近く「日本一」が続きますと、釆野社長。
その鰹節を削り、トリミングの昆布をたっぷり入れて味噌汁を作った。
落ち着いた出汁が出ている。具を食べて、スープを飲んで、また具を食べて……
味噌汁の底に、小さな昆布が残っている。
これを箸でかっ込み、ポリポリかじると、また酒が飲みたくなる。

うね乃」の製品は、インターネットで買える。
ただし昆布のトリミング袋は店に行かないと買えない。
そうだよな、こんなのたくさん出来るわけ無いんだから。
行ってもあるかどうか分かりません。

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