2009年2月16日月曜日
お出汁の「うね乃」
お出汁材料を扱っている「うね乃」を教えてもらったので、早速行ってみた。
鰹節、昆布、鮪節の粉末、生姜汁入りの豆腐のたれ、卵かけご飯のたれなんてのもある。
あれもこれもと買い込んで会計をしてもらっているところに「釆野です」と若い社長が挨拶にわざわざ出て来てくれ、ひとしきり歓談。
「わたしどもは絵の具やみたいなものですから」と謙遜して言う。
絵の具というお出汁の材料を作って売る。それを料理屋が買い、絵を描く。画家だ。
なるほどと、京都の野草料理で有名な「なかひがし」のご主人の話を思い出した。
「なかひがし」のご主人は、小学校の子供達への「食育」で、お出汁の作り方を教えたそうだ。
その方法が、まず、昆布出汁だけ作って、子供達に飲ませたら「ぬるぬるする」という反応が返ってきた。
その次に、鰹節から出汁を作って飲ませたら今度は「魚臭い」といった反応が返ってきた。
そして、今度は、昆布出汁と鰹出汁を半分ずつ混ぜて見せて飲ませたら「おいしい、おいしい」と、子供達は何杯もおかわりしてくれた。
まさに、画家だな。
「うね乃」で買い込んだ出汁の素、楽しみだな。
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