2013年1月6日日曜日
茶漉しでオーパスワン
「もらったんだけど、ワインの分かる人と飲もうと思ってとっておいた」
と、取り出してきたボトルを包んでいる白い包装紙から透けてラベルが見えた。
「あ〜〜〜!! オーパスワンだ!」
1998年のビンテージ。
こんなのレストランで頼んだらン万円取られるし、頼むことはないだろう。
自分で金払って飲めるもんじゃない。
ラッキー!!
しかし……
コルクに栓抜きを入れ始めたら、ズルッと滑り出した。
ン、ン、これは……
栓の状態が悪いので、ダメになっているかもしれないと予告して、抜こうとしたら、コルクが途中で割れ、半分ボトルの中に残ってしまった。
こういうことは何回かあったので、慌てず、騒がず、よだれを垂らしながら「大きな丼のような容器と茶漉し持って来て」
ボールペンで折れ残ってしまったコルクを押し入れたら、ぽちゃんと数滴のワインが飛び出た。
ボールペンの先でとんとんと浮いているコルクの残骸を横にして中のワインを出しやすくした。
そこにガラスのポットと紅茶の茶漉しが来た。
ポットの上に茶漉しを置いてワインを注ぐと、コルクのクズが茶漉しで漉されて、しっとりと濃い赤ワインがポットにドボドボと落ちて行った。
ポットからグラスに少し注いで口に含んだら、このコルクの状態だったのに、さすがオーパスワン、ほとんど傷んでいないようだ。
どっしりしたワインだ、すごい!!
2013年は、茶漉しのオーパスワンから始まった。
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