今まで行った海外の都市の中で最も美味しいものが集まっているのはロンドンだ。
10年前にこれを言ったら誰でも冗談だろうといっただろう。
今でも信じる人は少ない。
しかし、間違いなく美味しいものたくさんの街だ。
ロンドンには元々美味しいものが集まっていた。数十年前までイギリスは世界中に領土を持っていた時代があり、それらの国の料理はロンドンに集まっていた。インド料理なんかその代表。
しかし、美味しいものが好きな人は庶民の間には出てこなかっただろうから、海外の人々や旅行者には目立たず、美味しいものが無い国となっていたのだろう。
それが急速に変り、一般市場に美味しいものが出回り、更にオリンピックでイギリス産の食料を使う活動に徹底された。
ジェイミー・オリバーの活動で、体に良い食材と料理に気が付いた。
ヨーロッパ全土で「Bio ビオ〔オーガニック〕」のブームになり、ロンドンもその流れに乗った。
テレビを見ていると料理や食材に関する番組がずいぶんある。
イギリス人が料理の鉄人みたいな料理番組で「う〜〜ん、これはどうのこうの」と批評しているのなんか、信じられないかもしれないが、たくさんあるのだ。
世界一美味しい街ロンドン。
2012年のロンドン滞在は終了。
(2012年8月記)
0 件のコメント:
コメントを投稿