正しいポークチャップは、
皮付き
骨付き
厚切り
でなければならない。
ホールフーズで買って来たポークチャップはまさに由緒正しい。
トレイパックのフィルムを外して、じっくり眺める。
焼き印が皮に付いたまま。
う〜〜ん 迫力たっぷり
肉の表面に塩コショウをし、ひっくり返してフライパンに乗せる。
じゅう〜〜〜!!
上になった面に塩コショウをする。
焦げ目がついたら肉をひっくり返す。
反対側に焦げ目がついたら蓋をして弱火で蒸し焼き。
しばらく放っておけば出来上がり。
皿に移し、フライパンに残っている肉汁と脂を肉に全部かける。
熱いうちにフライパンを洗っちゃう。
焼き上がったチャップを食卓に乗せて、しばらく眺める。
肉の表面に脂がてらてらと光っている。
ため息!! 鼻息!!
ショートロイン部分を骨から外し、皮に直角に薄くスライス。
柚子胡椒醤油で。
赤身部分と、脂肪と、皮が、絶妙のバランス。
ゆっくり噛みしめると美味しさがにじみ出て来る。
幸せに浸っていると、着々と無くなって行く。
冷えた地元ビール「ロンドンプライド」をぐびり。
一息ついて、次の一切れに進む。
正しいポークチャップは小さくなり、無くなっていった。
(2012年8月記)
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