2009年7月2日木曜日

ポット型浄水器





エコロジー時代なのに、ペットボトルの水は大量に流通している。
輸送、ボトル、リサイクルでのエネルギー消費で、大量の資源を使っている。
昔は水道の水で当たり前だった。
おいしい水、ということで、水の商品化が始まって大きな産業が出て来たわけで、経済効果から見たらたいしたものだ。
エコロジーと水、複雑な問題。

エコロジー最先端のドイツではペットボトルのリユース(再利用)が行われている。
ビール瓶などと同じだな。
リサイクルはペットボトルを壊して再生するのにエネルギーが居るが、リユースなら10回とか、かなり使える。
日本でも、パルシステムと環境省が共同でリユースの実験事業が行われており、私も検討会に参加させて頂いた。
ペットボトルのリユースは、日本でも進めるべきだろうと思う。

我が家でも以前はペットボトルの水を使っていて、毎週大量のボトルをリサイクルに出していた。
しかし、2年ほど前から、ポット型浄水器に切り替え、すっかり定着し、費用もリサイクルボトルもほとんど無くなった。
水道の水をボットに入れると、フィルターを通してちょろちょろ下に浄水されて落ちる。
この水を、料理、飲用、すべてに使っている。
そして、おいしい。
おいしいから定着したわけだ。
フィルターは4ヶ月ほど使える。

日経の土曜日付録紙特集で水道水の飲み方ランキングが出ていた。
ポット型浄水器は4番目。
蛇口からそのままが当然最も多いが、ペットボトルを買わなければ当然そうなる。
水のおいしさとエコロジーの関係……

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