2009年6月26日金曜日
ホヤの偏見
海のパイナップルなどと言われているが、大きなホヤがどんと置いてあるので「それをちょっとだけ、全部じゃないよ!」
ホヤは新鮮かどうかで天地ほど違う。
「ホヤは絶対食べられません」という人がこの店に来たので、試しにほんの一口食べてみたら、とけしかけたら「おいしい! おいしい!」
前に食べたホヤは「臭かった」そうだ。
鮮度が落ちていたのを食べたので、そんなものだと食べなくなったわけだ。
こういった不幸な間違いや偏見は結構ある。
塩ウニが来た。
ウニに高品質の塩を加えて練ったもの。
ウニの風味が塩で濃くなって舌に絡まる。
小さなカレイをさっと揚げたのが出て来た。
「ハーモニカのように食べて下さい」
頭と尾を持って、真ん中の側線を軽く囓ると、はらりと肉と縁側が外れる。
若々しい、さっぱりしたカレイだ。
あちこちで、今日のタケノコはどうしたこうしたと聞こえるので、「まだ食べてないけど……」と言ったら、忘れられてた。
しっかりした味の姫竹だ。
「これは今年最後のタケノコ、あとは来年」
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