2009年6月11日木曜日

西遊記






北京から西域、そしてアラブまで、シルクロード味の旅が名古屋で出来る。
名鉄グランドホテルの中華「カンメイホウ

ここは北京の宮廷料理のシェフなのだが、焼き餃子など、日本人に合わせた料理もある。
メニューを見ているだけで楽しい。
ラクダの瘤だの、スッポンの縁側と、とんでもない料理も沢山。

今日は、まず、
白菜の洋辛子づけは、ぴりっと刺激的香り。
アワビの蒸し煮は、厚いアワビが軟らかくふくよか。
茄子のニンニク醤油は、つぶしたクルミがぱりぱりと茄子と合う。
ミミガーは、ごままぶし。
これは絶対食べなければ、焼き餃子。一人2つずつ。
出ました! ラクダの瘤(こぶ)は、脂肪の塊で、これでラクダは砂漠で生きられるのかと納得。
ナマコと豆腐は、これだけ食感が違うのがどうして融合するのか不思議。
そして、西の果てに行き、羊のイスラム風。香辛料がアラブのまっただ中。
アラブに行ったと思ったら、今度は揚子江河口あたりに一瞬戻り、ナマコとボラの浮き袋。
魚の浮き袋は、香港の食材問屋街を歩いていると、風船のように膨らませて売っている。
これがスープや料理になると、どうしてこんなに変貌するのかと思うほど、とんでもない素晴らしさになる。
そしてまた山中に入り、鹿肉の黒こしょう和え。

東から西へシルクロードを走り、アラブに行ったと思ったら瞬間東の海べり河口に戻り、そして山中。
この店に来ると、西遊記そのまま。
不思議な旅が出来る。

0 件のコメント: