2010年4月7日水曜日

1004ウイーン03:雁行か華麗か





ヴォァ〜〜〜ン、ドシャ〜〜〜ンのコンサートを抜け出して、最近までガス灯でやっていたという老舗「Cafe Schwarzenberg」へ。

まずはビールで、ダンプリング。
これは〔多分〕仔牛レバーのミートボウル・コンソメスープ。
このレバーの香りは、品質と鮮度のハーモニーだな。
「ウインナ風肉団子汁」

さて、ウイーンに来たら、ウインナソーセージを食べなくっちゃ。

このカフェのメインソーセージは、マスタードとフレッシュホースラディッシュだが、その下に「グレービーと」というのがある。
まずはいつものマスタード付きのを頼み、これだこれだとビールがすすむ。
ソーセージの味を引き立てるマスタードとホースラディッシュだ。

さて「グレービーと」というのが気になってしょうがない。
腹八分目になったけど、頼んでみようか。

目の前に出て来たのは、グレービーソースの海に浮かぶウインナソーセージ。
ソーセージを一口大にカットしてグレービーソースを絡めて口に入れたら、トリッパ的妖艶魅力が隠れている。レバーもそうだが、こっちでの内蔵の扱い方は、エレガントだな。

ソーセージを引き立てるのでは無い、
ソーセージに、もっとおいしさ!

すごいね!
ソーセージの味を引き立てるのと、
ソーセージにさらにおいしい拍車をかけるのと。

旦那に雁行(がんこう)して引き立てるおかみさんと、
旦那の横に「私も一緒にどお!」と華麗に出て来るおかみさん。

どっちもいいねぇ〜〜〜

Cafe Schwarzenberg 行ったら、この二つ、一緒に頼まなくっちゃ。

2010年4月6日火曜日

1004ウイーン02:抜け出した楽友協会ホール




アパートに入って荷物を整理し、普段したことの無いネクタイを締めてジャケットを着、いそいそと歩いて10分の楽友協会ホールへ。
今日のプログラムは、以前インターネットで調べたときは無かったのがいきなり入っている。
「ウインナー・モーツアルト・オーケーストラ」とあるだけで、何だか分からない。
どうも一流ではないような気がする。
ホールの横にチケットオフィスがあり、普通はそこで買えるのだが、今日は貼り紙があり、8時15分から始まるこのコンサートのチケットは、正面入口で7時15分から、とある。やはり何か変だな?
正面に回ると50名ほど既に並んでいて、私が並び始めた頃から続々と列が長くなっていく。
並んでいる人々を観察すると、どうも音楽にうるさいウイーンの人ではなく、観光客がほとんどだ。ジーパン、ブルゾン、時々ネクタイも居るがイタリア語や中国語だったりする。
もしかしたらこれは只コンサートか観光客向けかな?

道路の方から古典的なモーツアルト時代の衣装を着た人が二人、今日の看板を持ってきた。
ははあ、昔の衣装を着たコンサートのようだ。
時間が来て中に入り、カウンターに並び始めたが、お行儀が悪い。
ウイーンの人なら落ち着いて静々と並ぶものだが、この列は横から駆け入ったり、ワッと群がったり、混乱は無いのだが、落ち着きが無い。
やっぱり変だ。
順番が来て料金表を見たら、75ユーロが最高で、一番安い席が42ユーロ。
高いな。
これより安いのは立ち席だ。
怪しいので、42ユーロの席にした。

この席は、ホールの最も後ろの3階にある席のさらにその後ろに天井桟敷的な所があり、そこだ。こんな所にも席があったの、初めて知った。
天井に描かれた絵が間近に見える。

モーツアルト時代の衣装を着た演奏者が入ってきたら、拍手とカメラのフラッシュ。
お互い記念撮影をあちこちでやっている。
やっぱりこれは観光客向けだった。
7割ほどの入りだな。

演奏が始まった途端、一番安い席にして正解だと分かった。

ヴォァ〜〜〜ン、ドシャ〜〜〜ン……
モーツアルトが、この黄金のホールで、こんな状態で演奏されたんじゃかわいそうだな。
聴衆というより、観客は、どうも音楽あまりわからず、それでもこの場にいることを喜んではいるようだ。
小さなおしゃべりしているカップルもちょっと。

3曲程が終わったら、合唱隊が入ってきた。
そして、レクイエムが厳かに始まった。
そうか、復活祭週間に入ったんだ。

オーケストラの演奏は相変わらずだが、合唱はまずまず。
教会の復活祭ミサ行ったつもりで、このハプニングコンサート、よい出会いだった。

しかし、42ユーロは高いな。
でも、どういう仕組みか知らないが、これだけ客を集められるんだから、このホールの維持に貢献するな。それならいいことだ。
〔あとで分かった、この楽団は、観光ガイドに必ず出ている〕

この演奏最後まで聞いたらウイーンの印象が破壊される。
ちょうど腹も減った。
インターミッションで抜け出した。

2010年4月5日月曜日

1004ウイーン01:まずはオーストリアビール


強風の成田を遅れて飛び立ったオーストリア航空52便は、ウイーンにどういうわけか30分早く到着。
空港の通関はいつものように簡単で、すぐにタクシーに乗り、市内に向かうが、いつもは渋滞している中心に入る道ががらがら。
今日は金曜日なのに、どうなったんだろうと考えたら、復活祭週間に入っているのだ。
この期間、キリスト教系の国は日本の正月と同じ状態になる。

アパートの鍵受け渡しまでの時間より早く着いたので、隣のカフェに飛び込み、早速オーストリアビール。
このカフェは無線LANがあり、これから毎朝来ることになる。
ビール瓶と同じ大きさのグラスを受け取り、道路側のカウンターに座り、冷たいビールでグラスを満たし、さあ行くぞ〜〜〜!
古いウイーンの町並みには、わが家の愛車スマートがどんどん通る。
さて、今年のウイーンはどんな事件が待ち受けているか。

2010年4月1日木曜日

蕗(ふき)味噌




鯵の刺し身といって出て来たが、なんと立派な鯵だろうか。
カットも厚切り。
鯵の王様刺し身造り。

緑っぽい味噌のようなのが焼き魚に乗って出て来た。

東北の多くの所では雪解けになってくると蕗の薹(ふきのとう)が出て来る。
そのまま食べると、長い雪が終わり、春が来るなあ、となる。
そして、蕗の薹と味噌で作った蕗味噌がいろいろな料理に使われる。
今日は焼き魚の上に乗って出て来た。
焼き魚と相性がいい。
蕗味噌は熱いご飯にのせるだけでもいい。

今度はカレイの煮付け。
卵いっぱい。
これのひれがまたおいしいんだよね〜〜〜
細くぎっしりと連なったひれ骨の一本一本を外してしごき舐めると、半透明のゼラチンがつるりとはがれる。
ぺちゃぺちゃと味わって、後味がなくなった所で、芋焼酎のお湯割りでサラリとさせ、次のひれに行くか。

2010年3月31日水曜日

天茶の天抜き



野菜天ぷらいろいろやって、仕上げにかき揚げ天茶にしたいけど、もう腹パンパン。
これじゃちっともヘルシーになってないな。
まあいいや、いつものことだから。
しかし、天茶食べたいな。
あの、カツオと昆布の濃いスープをかけてご飯を食べたい!
そうだ! てんぷら抜きで、ご飯とスープだけもらえばいいんだ!

あの〜〜〜、ちょっとわがまま言っていいでしょうか?
「はい、なんでもどうぞ」
「天茶の天抜き、なんてできますか?」
「はい、もちろん」
「こんなの頼む人いますか?」
「初めてですけど、おつくりします」
うれしいね〜〜〜
「あの〜、海苔はかけますか?」
そうだ、海苔をかけたら最高だ!
「おねがいしま〜〜〜す!」

スープ、一滴残らず頂いてしまった。

たぬきうどんの語源は、天ぷらのタネ抜きからタヌキ。
天茶の天抜きはどうする?

2010年3月30日火曜日

小タマネギのてんぷら




今日はヘルシーメニューで行こうと、経木に書き込まれたてんぷらメニューを裏返す。
表は魚介類系、裏は野菜系が書いてあるのだ。
小タマネギは球形で、形は小さいが時間がかかるから、最初に頼んでおく。
その間に百合根にいってみようか。
百合根はぽくぽくしていて、柔らかな香りが咽から鼻に抜ける。

小タマネギは二つに割ってあり、わずかに黄色がかった中心部分から小さな湯気が立ち上っている。
熱いから気をつけて、半分の半分を前歯で齧り取る。
まだ幼いタマネギの風味が熱気と一緒に口内に充満。
こういうの食べるとき、どうしてもハフハフ言ってしまうな。

2010年3月29日月曜日

フグ握り3カン




フグは食べたいけど、一人ではちょっともったいないな〜〜〜
この所毎晩おいしいのに金使ってるからな〜〜〜
なんてのが頭の隅をかすった所、メニューの中に「フグ握り3カン」なんてのを見付けた。
これはつまみにちょうどいい。ちょっと仕上げにもいい。
仕上げにはまだ早いから、とりあえずつまみに注文。
勝手な理由を付けて、結局フグ食べたいわけだ。

スッポンの丸鍋があった。
ネギが焦げ目を付けてから入れてある。
こうすると香りがいいんだな〜〜〜

結局、今晩もおいしいものにありつけた。
おいしいものないと、生き甲斐ないからな〜〜〜
ウチのエンゲル係数、高いけど、良い人生には必要だな〜〜〜