冬眠に入ります
とうみんにはい……
とうみんに……
とうみ……
と……
zzzzz……
2008年12月26日金曜日
天然小鯛の塩焼き
長いドライブのあと、徳島のホテルへチェックイン、早速「美味しい店は?」
ホテル近くの居酒屋に入ったら、なんと流行っている店だろうか、店員も良く気が付く。
また牡蠣が食べたくなる。
今度は焼き牡蠣。
でかいの1つ、中くらいの1つ、小さいの1つの3個入り。
やはり蒸すよりも縮んでいるが、ふっくらと焼けていて旨い。
「天然小鯛の塩焼き」を頼む。
丁寧に焼いてあり、身をほぐすと小さくても鯛、気品の良い半透明の白い身がふっくらと現れた。
骨の回りまできれいになめつくす。
仕上げにまたうどんが食べたくなったので、この店いったん閉め、数軒先にある紹介情報にあったうどん屋に行く。
四国に来て今まで食べたうどんはまあまあ程度だったが、ここのうどんは腰がある本物。
2008年12月25日木曜日
風の半島

佐田岬は四国の西の果て。
細ーく長い半島が、八幡浜市から西に伸びている。
八幡浜市というのは、昔は九州と四国を結ぶ旅の拠点だった。
吉村昭の「ふぉん・しいふおるとの娘」という小説があり、オランダ人の医者、フォン・シーボルトと長崎の遊女の間に生まれた娘が医者になり、長崎と四国の間を何度か旅をするが、そのルートとして紹介されている。
長崎から九州を横断し、大分の臼杵から八幡浜に船で渡るルートがあったのだ。
これもあって、一度来てみたかった。
この半島の果てはどうなっているのだろうか?
地の果て、突き当たり大好きな私としては行かないわけに行かない。
途中に三崎港があり、ここから大分に行くフェリーが出ている。
途中何台かすれ違ったトラックは、大分ナンバーが多く、中には群馬もあった。
遠くまでこのフェリーを使って運んでいるんだな。
乗用車のナンバーは、京都、姫路、名古屋などがある。
その中に乗らないくせに私の多摩ナンバーも。
三崎港のフェリーターミナルがあった。
ふらふらと、夢遊病のように、ターミナルに入りたくなった。
これに乗れば大分に行け、時計回りで九州を一周したいな〜……
しかし実行したらあとで大変なことになるので、我慢我慢。
残念、また今度。
細い半島なので、所々道の両側に海が見える。
山の上にはあちこちに発電風車。
佐田岬を別名で名付ければ「風の半島」だな。
強風が吹き、風力発電のメッカのようだ。
道の駅では「風の写真コンテスト」なんてやっている。
しかし一緒に原子力発電所もあり「原発反対」の横断幕もある。
「密輸、密入国監視中」の看板も。
複雑な場所でもあるな。
佐田岬の駐車場に着いたら、強風の中、おばさんが鰺の干物、海草、ミカンを売りに来たので断った。なんだかこういうの台湾みたいだな。
そういえばあちこちでミカンの栽培をしていた。さすが愛媛。
駐車場から先端の灯台まで1.8キロ歩きになっている。
強風で吹き飛ばされそうだ。
この中往復したら1時間じゃすまないし、飛ばされて海の藻屑になるのいやだから、遠くから岬の先端眺めるだけにした。
何にもなかったけど、地の果て訪問シリーズに1つ加わって満足した。
大体、地の地の果てなんだから何もあるわけ無いよな。
さて、ここから徳島まで高速道路で6時間。四国は広いな〜。
2008年12月24日水曜日
四万十川と足摺岬
1回行ってみたいと思っていた四万十川を訪ねた。
雄大な川で、地元の人が汚さないように一生懸命なのがわかる。
川下りをしているカヌーが途中3艇。
こんな川なら、乗り心地いいだろうな。
四万十市を抜けて足摺岬へ。
のんびり走っていたので、また夕日の時間になってしまった。
東京よりかなり西なので、陽の入りも遅く、室戸で5時ちょうど、足摺では5時2分。
今日の宿泊は宿毛。
いつものようにホテルのフロントで「美味しい店は?」
近くの小料理屋に行って、まずは「地牡蠣蒸し」
牡蠣は、焼くと縮むが、蒸すと縮まず、ふっくらと仕上がるようだ。
小さい海丸ごと3個つるり。
ここにもいろいろな貝がある。
「ながれこ塩焼き」とあるのでなんだと聞いたら「小さなアワビみたいなのです」
これはトコブシ。
なんと5個も来た。これで800円。
仕上げは今日も四国のうどん。
2008年12月23日火曜日
ダルマの夕日コンテスト
時刻通り午後13時10分、正確に徳島港に着いたフェリーから下り、16℃、晴れの中を室戸岬までドライブ。
室戸岬から高知へ向かう途中、すごい夕日になったので名も知らぬ海岸で停めた。
夕日は沈む直前、歪んで、一瞬つぶれ、ダルマのようになるが、その瞬間をとらえた。
高知のホテルで地元放送局のテレビニュースを見ていたら「ダルマ夕日コンテスト」をやっているという。なかなか良い企画だな。
ホテルで教えてもらった地元の魚を出してくれる居酒屋に飛び込む。
昨日のお粗末な夕食のカタキを取らなくては。
メニューを見ると、かつをわら焼きタタキ、焼き物では、ちちこ塩焼き、バランボ塩焼き、マグロカマ焼き、貝類では、にな貝、ちゃんばら貝、にし貝つぼ焼き、酢の物では、えんこう、地がき酢、さえずり酢みそ。
なるほどというのもあるし、全くわからないのもある。ちゃんばら貝なんて、高知らしい名前だな。
地がき酢の牡蠣は、小型の丸っこいもので、福山の牡蠣にそっくり。
バランボ塩焼きは、カツオの腹身の塩焼きだった。脂があって旨い。
ちちこ塩焼きは、カツオの心臓の串焼きだ。コリコリして珍味。
さえずりというのは鯨の唇。鯛の唇大好きな私としては当然注文。
たっぷりいろいろ食べ飲み、満足満足、これで昨日のカタキ取り終わり。
仕上げは四国のうどん。
2008年12月22日月曜日
フェリーの旅
東京有明埠頭19時発のフェリーで徳島へ。
このフェリーはカジュアルフェリーと呼ばれていて、レストランはなく、am/pmの冷凍弁当を自動販売機で買い、備え付けの電子レンジで調理する。
そういうことならと、総菜とサンドイッチを持ち込み、ガラガラのホールで東京湾の夜景を見ながらのんびりやろうか。
車のトランクで冷やしておいた缶ビールを開け、餃子、海老の天ぷら、あじのフライでのみだし、おおっぴらにポーンと音をたててシャルドネのハーフボトルを抜いて、サンドイッチもつまみ。
フェリーの風呂は温泉のように掛け流しの湯がこんこんとあふれ、気持ちがいい。
この船には二等寝台しかないが、入ってみれば昔でいう一等寝台みたいなもので、ゆっくり寝れる。
翌朝、またゆっくり風呂につかり、さて朝食をどうしようか。
昨晩持ち込んだ食い物はすべて食べてしまった。
腹も減った、徳島到着は午後1時、
仕方なくとても懐かしいカップヌードルのカレーを自動販売機で。
若い頃、こういう旅をしょっちゅうやっていたが、久しぶりにやるとわくわくする。
2008年12月19日金曜日
伊勢エビ天丼ダブル
三島のベルナール・ビュッフェ美術館に寄った。
この美術館は、個人でやっていて、習作までもそろえている。
ビュッフェの若い頃の作品から晩年までが年代別に並び、次第にビュッフェらしさが出て来ているのがよく分かる。
サインの変遷がまた面白い。
一般的には上下に錐のように鋭いタッチで書いたサインだが、若い頃は丸っこいサインだった。
彫刻もあり、展示館の外に設置してある。
ビュッフェ美術館の隣に、同じ経営で、井上靖文学館がある。
「しろばんば」等を初めとする作品の初版本や、直筆原稿、旅行の写真と一緒に、本も売っている。
若い頃読んだものも多いが、内容はもう忘れている。もう一度読もうか。
私の本の読み癖は、気に入った著者の本を続けて、ほとんど全部読むこと。
今夢中になっているのは、帚木蓬生(ははきぎほうせい)。その前は、フレデリック・フォーサイス、吉村昭、水上勉、三島由紀夫、内田百閒、開高健、……、などやってしまった。
吉村昭が亡くなったときも、水上勉の時も、開高健の時も、そうだ團伊玖磨の時も、マイクル・クライトンの時も、「ああ、もう新しい作品は出て来なくなってしまった」と悲しんだ。困ったことに、亡くなったのを悲しむのではなかった。
帚木蓬生が残りあと数冊になり、最新作の「インターセックス」も読んでしまったので、これからどうしようかと思案していたが、これで見つかった。
次のターゲットは井上靖だ。
とりあえず10冊ほど買い込んだ。
今回の泊まりは、石原裕次郎さんがよく泊まっていた下田東急ホテル。
このホテル、のんびり出来てすっかり気に入った。
部屋に荷物を放り込み、温泉さっとつかって、タクシーでいつもの「新田」へ。
この店、以前は料亭だったそうだ。
もうすっかりおなじみになり、刺身もお任せ。
白身のすばらしい刺身が幾種類も盛り合わせてある。
サザエの壺焼きが来た。
3個も。
錐が付いていて、きれいほじくり出す。
メニューにあっていつも気になっていた「伊勢エビ天丼」を頼む。
でっかい丼に、伊勢エビが2本も乗っている。
一緒に出て来た巨大な味噌汁にも伊勢エビの頭2つ分。
なんと乱暴な豪華さだろうか。
「大将、伊勢エビ2本も入っているよ!」
「はい、サービスです」
ずいぶん豪快なサービスだな。
すっかり満足してホテルに転がり帰り、どっと寝て、翌早朝さわやかに目が覚めたら、朝日がもう初日の出のよう。
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