2007年8月31日金曜日

オーストラリアレポート19:ルーインエステート




マーガレットリバーには世界的に有名なワイナリー「ルーインエステート」がある。
ここでは毎夏2つの大きなイベントがある。
一つはレストラン前の広大な庭を使ってのコンサート。
ワイナリーの中で響き渡る音楽はどんなものだろうか。
写真を見ると、2〜3千人ほど集まっているようだ。
もうひとつはワインのボトリングが終わり、その年のワインを評価探索する世界中のバイヤーが集まる時期。
マーガレットリバー地域には数十のワイナリーがあり、それらをバイイングする為に集まってくるのだ。
着いたら丁度昼だったので、軽くランチ。
日本で買ったらずいぶんするだろうテーブル板がたっぷりと使われている。
テーブルナイフが面白い、立てた状態でセット出来るデザインだ。
地下にはたっぷりと樽に入ったワインが寝かされていた。

2007年8月30日木曜日

オーストラリアレポート18:硬さダブルのステーキ&お焦げ御飯




ブッチャーショップで買ったサーロインステーキを焼く。
このサーロインは、実にオーストラリアタイプで、グラスフェッド、なおかつ熟成ちょっと少なめの低価格グレード。
焼き上げて、テーブルナイフを入れたら「ガリガリガリ」と、実に硬そうな音が響き渡った。
これは硬そうだなと、腰を入れて口に入れたら、うーーーん、やっぱり硬い、素晴らしい、オーストラリアビーフ丸出しの風味、おいしさだ。こういうの大好きだ。
しかし日本でこのまま売ったらクレームの嵐になるだろうな。
御飯を鍋で炊き、底にお焦げが出来たので、ステーキの横に乗せて、ステーキ&お焦げ御飯。硬いのダブルだ。

2007年8月29日水曜日

オーストラリアレポート17:マッシュルームの水炊き




骨付き手羽先を買って来て、巨大マッシュルームをたっぷり、葱や白菜もごっそりと入れて、鶏の水炊き。
ファーマーズマーケットで買って来た豆腐を冷や奴にしたら、大豆の風味丸出しの素朴タイプで、ほっとする昔風。生姜醤油で食べる。
もう1個の豆腐を鍋に放り込んだ。
煮込んでいる最中、ちょっと味見とスープをすすったら、マッシュルームフレーバー超濃密のスープになっていた。

日本で売っているマッシュルームは、色白く、大きさ揃っていて、きれいな形をしているが、高い。こっちのは、大きさ不ぞろい、見た目よいとは言えないが、おいしく、安い。どっちがいいか。
「無選別」と言う考え方が必要なのではないか?

以前、米国の食の専門家が来日し、銀座のデパートの食品売り場を見て、その高価さと見た目の美しさに対して言った、
「宝石と食べ物を間違えているんじゃないか?」

土の力のある、たくましい作物を、日本で増やして欲しいね。
焼くだけでいい、煮るだけでいい、蒸すだけで感動する作物を。
素材が素朴でおいしいものに出会ったあと、ふと思うことがある、
「では、一般に出回っているのは何なんだ?」

2007年8月28日火曜日

オーストラリアレポート16:巨大マッシュルーム




マーガレットリバーの町近辺に泊まろうと思ったが、週末がかかっていたので混んでいて、マーガレットリバーの入り口北50キロぐらいにある、ドンズボローのコンドミニアムにし、ここにしばらく居ることにした。
途中のブッシェルトンでファーマーズマーケットがあったので寄ってみたら、新鮮、頑丈、たくましく、美味しそうな野菜がたっぷりと販売されている。
これは面白いと色々買いまくっていたら、巨大なマッシュルームがあった。
一番大きいのは手の平大。これはあまりにも大きすぎるので、そのもう少し小さいのを選んだ。

ドンズボローの予約してある部屋(家)に入ったら、あまりにも大きすぎる。
ダブルベッドのある部屋が2つ、シングルベッド2つがある部屋が2つ、中二階にビリヤード、広大な居間、テラスにはバーベキューコーナーと巨大なテーブルセットが2組。4百平米以上あるかもしれない。
これでは落ち着かないので、小さな部屋(とはいっても2百平米ぐらい)に換えてもらい、落ち着いた。
日本の小さな家になれていると、こういうところはダメなんだな。
しかし、小さいと歩く距離が少なくて良いこともあるな。

2007年8月26日日曜日

オーストラリアレポート15:小さな小さなワイナリー




マンジェラの南50キロあたりにワイナリーが地図に乗っているので行って見た。
ワイナリーのサインを見付け、左折した途端、オフロード。
突き当たりに、小さな小さなワイナリーのセールスハウスがあった。
駐車したら、犬が尻尾をふりふり跳んできた、久しぶりの客だ。
愛想の良いおかみさんが出て来て、犬の名前は「ジャスパー」

ハウスに入ってどんなワインを売っているのかと思ったら「クラシック」タイプ。
クラシックの語源は知らないが、このタイプは「美味しい水」といったもの。料理を楽しむ為に、美味しい水のようなさっぱりしたワインをこう呼ぶようだ。白が1本13ドル。早速購入、今晩の最初のワインにしよう。
この後色々なワインを見てみたが、やっぱりクラシックタイプはさっぱりした味で、価格は10ドルかちょっと上ぐらい。

2007年8月24日金曜日

オーストラリアレポート14:マンジェラの巨大リゾート開発




パースの空港に着き、レンタカーで南へ。
パースにもフリーマントルにも寄らず、一気にマンジェラへ。
マンジェラは、5年ほど前、マーガレットリバーからパースに帰る途中、大規模なリゾート開発をやっているのを見付けた。
その後どうなったのか、2泊することにした。
カーナビが無いので迷い込んだら、海岸縁に建設途中のコンドミニアム、住宅がいくらでもある。
レストランに行ったり、カフェに入ると、開発業者がミーティングをしている、購入見込み客と営業マンが交渉している、小さな会議室ではプロジェクターを使って討議中、と、大変な活気だ。
翌日50キロほど南にあるワイナリーに行く途中、このリゾート開発地域は、どんどん南に延びている。
オーストラリアはそんなに景気が良いのだろうか。あるいは人生を楽しむパターンが、以前のキャンピングカーから、住宅になってきているのだろうか。
大きさは200から400平米ぐらいで、5000から8000万円ぐらいのが多いようだ。
マンション風のコンドミニアムは、売れるまでの間かもしれないが、1泊100〜200ドルぐらいで泊まることが出来る。
ホテルと違って部屋の清掃やベッドメイクは無く、自分でやる。一般的に3泊目までは定価だが、4泊目からは半額になるところが多いようだ。これは米国のシアトルで泊まった時も同じだった。日本でこういうの聞いたことないな。

2007年8月23日木曜日

オーストラリアレポート13:500万年前の塩





メルボルンを発ち、パースへ。
飛行時間は4時間だが、時差が2時間あるので、2時間得した。
パースへあと1時間弱のところで、右下に広大な白い湖のようなものを発見。これは「WAソルト」の所有する塩の採取地「デボラ湖」だ。

18キロ×8キロの面積があり、塩の大平原になっている。米国のソルトレイクの様なもの。しかし違うのは、ここの塩は、ここから500キロ以上西のインド洋からの潮風によってできている点だ。
オーストラリアの西海岸から東に潮風が大陸を進んで行くと、ずっと平らなのだが、500万年より以前、ここは湖になっていた。そしてすぐその東側には小高い山があった。
インド洋からの強い風で、海水が潮風となってはるか500キロ奥まで吹いて行き、そこにあった山に当たり、手前のデボラ湖に落ちていた。
インド洋の潮風の塩がこの湖に溜まって行ったのだ。
その後、干ばつ化して行き、強烈な日光で乾燥を始め、表面の水分が蒸発し、塩の層になった。
500万年前、500キロを飛翔した潮風の塩だ。
今でもこの風は吹き続けているので、ここの塩は無くなることは無い。
素直でおいしいナチュラルな塩だ。
ミネラル分はもちろん塩水と同じ。
日本で時々ミネラルが異常に入っている塩を見ることがあるが、あれはミネラルを添加したもので、ナチュラルとは言えない。
メキシコから輸入した一般的な塩にミネラルを添加した塩もあると聞いている。
詳しい解説はここ

パースの西500キロのデボラ湖の塩は、削り取られ「WAソルト」の製品になって、一部は日本にも入ってきている。
良質で無添加のハム、ソーセージを作っている「グルメくにひろ」もこの塩を使っている。
この塩湖に3回ほど行ったことがある。日本への開発輸入を手がけていたのと、地の果てが好きな性格の為だ。一度は車、一度はセスナ、一度は我が家族に見せてあげたくステーションワゴンで。
車で行くと、メイン道路から入ったところで、白地に黒の丸と斜線の道路標識が出て来る。これは「制限無し」と言う意味。
理解の仕方を変えると「自分のリスクで勝手に走って良い」
何キロで走っても良いが、自分で責任を持て、ということになる。
しかし、高速で走ると、カンガルーがボーッとしているのに出会うので、危険。

冬の雨期、ここは雨水が3センチほど溜まる。
真っ平らなので、広大な鏡になる。
無風の満月の夜、湖の中央に立つ。
水面に月と星が映っている。
上も、下も、月と星。
人は宇宙の中心に浮遊する1個の意識になる。
そして、月に向かって吠え出す、
「わおー! わおーー!! わおーーー!!!」
あぶないあぶない……