2012年6月28日木曜日
マタギの旅-2:マタギ流夕食
昼寝から起きてぼ〜っとしていたらインターフォンが鳴り「お夕食の準備が出来ました}
この山奥にいったいどういう人が泊まっているのかと大広間に行ったら、私と同世代のおじさん一人旅が私を含めて4名。老夫婦が一組。そして釣り目的らしきおじさん2人旅が一組。
私は出張途中のサボり一人旅だが、あとの3人はいったいどういう人なんだろうか? お互いこいつらなんだろうという雰囲気。
お膳の上は、山菜オンパレード。
それぞれの山菜は米沢や盛岡の料理屋で出て来るのとはちょっと違って、硬い断片も混じった野性味たっぷり。さすが山奥の突き当たり。
ここのご主人は狩猟もある程度したり、山菜、それに渓流釣りをやる人で、玄関には50センチもあるイワナの写真が何枚も。
魚は鮎、刺身は鯉の洗い。
たくあん2枚があって齧ったら秋田名物のいぶりがっこ(燻りたくあん)。
小鍋を開けたらきりたんぽ。秋田まっただ中だな。
あとから「サービスです」と持って来たのは焼き鳥で、齧ったら硬く味がある。途中平飼いしていた比内鶏かな。
女将さんが大きな鍋を持ってきて広間の真ん中に置き「鯉こくです、ご自由にどうぞ」
冷酒「杣温泉」でグズグズとマタギの夕食。
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