2012年6月21日木曜日

今年も鮎御飯




6月、鮎解禁。
個室2組とカウンターしかない店なので、早めに予約しておいた。
まき村
魅力的な料理が続いたあと、仕上げになると釜ごと持って来てくれる。
蓋を開けると、鮎の香りが勢いよく噴き出すので、寄ってたかって胸いっぱい吸い込む。
この鮎はただ炊き込んだのでは無く、鮎の骨と頭で出汁をとり、それに一晩漬け込んである。
だから鮎の香りが倍。
一膳目はふっくらと炊けたご飯で。
これを物も言わずに楽しんでいる横で、女将さんが釜にしゃもじを入れてがりがりと音を立てている。
そう、二膳目が、お焦げ!
お焦げを齧るかりかりという音が、鮎と一緒に口の中で転げ回る。

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