2008年12月11日木曜日

伊勢うどん





京都から松阪へ近鉄特急で。
特急の指定席を買うのに「グリーン車みたいなのはありますか?」と聞いたら、410円プラスでデラックス車両というのがある。
乗り込んだらなかなかいい席だが、前の車両がサロンカーだというので、のぞいてみたらこっちの方が広くていい。
車掌に移りたいと行ったら、どうぞというだけで、料金は同じ。
チケットカウンターでなぜ言わないのかな?

早速移って、ガラガラなので、あちこち席を移動しながら、反っくり返って紅葉の奈良路を眺めていたら、車掌が変わったようで、「最初に決められた席に座っていてください」という。石頭の車掌が居るな。

しばらくしたらまた車掌が替わったようで、今度はわざわざ「こちらもお使いください」と、さっき私が反っくり返っていた4人掛けのボックスを指差した。今走っているところはそっち側の方が景色がいい。
近鉄さん、車掌の品質がかなりいろいろありますね。石頭への教育をよろしく。営業営業。

松阪駅でいつものプリウスをレンタカーし、伊勢神宮内宮の駐車場に入り、ちょっと腹減ったなとお参り前に参道に入ったら「伊勢うどん」の看板がたくさん。
伊勢うどんというのは食べたことがない。

これは、スープのないうどんで、醤油系の薄いたれを丼に入れ、その上にゆであげたうどんと具を入れたものだ。かき回して食べる。
このあたりは昔、お伊勢参りに来た人々の宿屋や飲食店が並び、全国から集まる人々に食べさせたうどんだったのだろう。

問題になった「赤福」はどうなっているかのぞいたら、繁盛していた。
後で関係者に聞いたところ売り上げは復活どころか、大繁盛しているという。
北海道の「白い恋人」も復活している。
しかし「吉兆」は駄目なようで、東京にある売店を見ても閑散としたまま。
この違いはどこにあるか考えたが、庶民の食べ物が反省復活すると大衆は受け入れる。しかし高嶺の花は反省復活しても庶民の目はザマミロのままになるのかな?

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