巨大な倉庫に、百年の孤独が入った樽が大量に積み上げてある。
一部しか写真に入らない。
この中から、そろそろ熟成が出来た頃かな? と選び出すと、1割ぐらいしか合格していない。
あとの9割は更に寝かせる。
合格したのでも、樽によっては色が濃すぎるという。
新しい樽ほど色が濃いということ。
濃すぎて何が悪いのか? 百年の孤独は薄いウイスキーのような色も魅力なのに……
これは、濃すぎると酒税法に引っかかるのだ。
変な税法だな。
そこで、濾して、色を規定迄薄くする。
百年の孤独が貴重な理由はこういったところにあるわけだ。
樽は近くの委託している工場で製造するが、何回も使う。
ある程度使うと、樽をばらして、内側を削り、再組み立てする。
一つの樽を30年ほど使うという。
熟成、樽の使用年数と、時間がゆったりと流れる世界だな。
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