2010年4月7日水曜日

1004ウイーン03:雁行か華麗か





ヴォァ〜〜〜ン、ドシャ〜〜〜ンのコンサートを抜け出して、最近までガス灯でやっていたという老舗「Cafe Schwarzenberg」へ。

まずはビールで、ダンプリング。
これは〔多分〕仔牛レバーのミートボウル・コンソメスープ。
このレバーの香りは、品質と鮮度のハーモニーだな。
「ウインナ風肉団子汁」

さて、ウイーンに来たら、ウインナソーセージを食べなくっちゃ。

このカフェのメインソーセージは、マスタードとフレッシュホースラディッシュだが、その下に「グレービーと」というのがある。
まずはいつものマスタード付きのを頼み、これだこれだとビールがすすむ。
ソーセージの味を引き立てるマスタードとホースラディッシュだ。

さて「グレービーと」というのが気になってしょうがない。
腹八分目になったけど、頼んでみようか。

目の前に出て来たのは、グレービーソースの海に浮かぶウインナソーセージ。
ソーセージを一口大にカットしてグレービーソースを絡めて口に入れたら、トリッパ的妖艶魅力が隠れている。レバーもそうだが、こっちでの内蔵の扱い方は、エレガントだな。

ソーセージを引き立てるのでは無い、
ソーセージに、もっとおいしさ!

すごいね!
ソーセージの味を引き立てるのと、
ソーセージにさらにおいしい拍車をかけるのと。

旦那に雁行(がんこう)して引き立てるおかみさんと、
旦那の横に「私も一緒にどお!」と華麗に出て来るおかみさん。

どっちもいいねぇ〜〜〜

Cafe Schwarzenberg 行ったら、この二つ、一緒に頼まなくっちゃ。

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