2007年2月26日月曜日

手作りジャム


家内と娘が「ジャムを作ろうか」と言っている。
私は甘いの食べないから、気にしない。
イチゴジャムを作り出したみたいだ。
砂糖は「絶対これ」と話している。
砂糖は甘いから、これにも私は関心無い。

和風の朝食を私が食べ終わった頃、ジャムが出来上がったようだ。
「エーーー、おいしーーーい」と、騒いでいるので、ちょっとと言って、出来上がったばかりのイチゴジャムをつまんでみた。

時間は突然50年前に戻った。
目黒不動尊の坂の下の小さな家で、コッペパンに塗って食べた「ジャムパン」の味だ!!
ちゃぶ台で食べた素朴だけど美味しかった味が戻ってきた。
ガラス瓶の牛乳を飲み、食パンにもジャムを塗って食べた。
ジャムだけ舐めてしかられた。
ついでに、メロンパンや、表面に砂糖をまぶした夢のように美味しかったアンパンも思い出した。
ザラメをまぶした1個5円もする大きな丸いイチゴ色のあめ玉もあった。
近所に小さなケーキ工場があり、時々ケーキの端を切り落としたところを1袋20円で売っていて、ごくたまに買ってくれた。こんな美味しいものがあるなんて、いったいどうなっているんだろうと、味わって、大事に食べた。
あの頃の甘い食べ物がどんどん口の中にわき出て来た。

いったい、どうやって作ったんだ、このジャム。
「砂糖が大きなポイントだよ」
「無垢の星尋」(尋はサンズイ付きです、ワープロに入っていない字でした)
鴻(おおとり)商店。06-6716-1219
「三段仕込み。三段結晶、甘味の極み」とある。
ホームページを検索してみたが、予想通り無かった。かわりに使った感想のブログが色々。
小さな雪の結晶のような砂糖だ。
50年前に戻りたい方、ぜひどうぞ。

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