2007年2月15日木曜日

金沢の夜景と加賀の有機野菜


「あの坂、登れませんよ」
と、タクシーの運転手が無線で言うと、本部は、
「いえ、登れます」
これは歩道じゃないかといった狭い坂は、一方通行でも無い。対向車が来たらどうすんだろう。
住宅地の途中まで登ったら、突然白いのれんが遠慮深そうにひらひらと、「あ、ここだー」
おばんざい 玉響(たまゆら)
http://www.tamayura-kanazawa.com/index.html
入ったら、14席のゆったりしたカウンターの前に、金沢の夜景が広がっている。
黒いユニフォームを着た女性スタッフが5名ほど、そして和服の若い女将。
黒のユニフォームは、目の前に広がる夜景の邪魔にならないようにという女将のアイデア。
まずは、このあいだ食べたばかりの加賀の珍草「金時草(きんじそう)」がまたあったので再会。食感ぬらぬらと体に良さそう。
珍しく、価格も高いはずの「鮭児」が値ごろであるのでこれも注文。

鮭児については以下
http://www.siretoko.com/infokeiji.htm
地元でとれると言うエビを頼んだら、山陰の出雲の海で捕れる鬼エビと似ている。名前聞いたが忘れてしまった。
ワインも値ごろで美味しいのをそろえている。

有機野菜の盛り合わせが来た。
薄緑、黄、紫、鮮やかに縁取られた大根の薄切りが盛り付けられている。
しゃっきりとした大根スライスの下に、オレンジ色のニンジンが一本、透き通って見えている。
素直な美味しさだなー、加賀の有機野菜。

白子がある。どうする? といわれたら、当然「さっぱりと焼いてください」
ここは、料理も、ワインも、夜景も、そして女性スタッフも、素晴らしい。

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