2009年12月14日月曜日

焼き立て半生




「すし処さいしょ」の大将が卵焼きを焼き出した。
ここは出前が多いようで、卵焼きが無くなったようだ。
卵焼きは出来上がったのを築地の場外で買う寿司屋も多いが、さすがここは自ら焼く。
「一切れくれる」と言ったら、一番香ばしい端っこをくれた。
端っこ大好き。

車海老を食べたいが、どうしようかと聞いたら「半生握りはどうですか?」
ちょっと加熱して握りにする。
へぇ〜〜〜! これは新しいおいしさだね〜〜〜!

しかし、こんな中途半端な加熱調理をカリフォルニアのレストランでして、保健所の監視員に見つかったら、即減点12だな。日本で良かった良かった!

2009年12月11日金曜日

寿司屋のトレーサビリティ





博多から帰った翌日から、三日間のHACCPリーダーセミナーが品川の大井町である。
このセミナーでは近くのホテルに泊まり、いつもの寿司屋に行く。
すし処さいしょ

この寿司屋は毎朝築地に魚を仕入れに行く。
毎朝行くのなんて寿司屋なら当たり前、と思うかもしれないが、電話注文で築地に行かない店は実は大半だ。体も楽だし。
大将に「偉いね〜〜」と言ったら「うちみたいな小さな店でいい魚を揃えようと思ったら、河岸に行って少しずつ魚を買うしかないんです」と、謙遜。

店に行くといつも今日の魚がホワイトボードに書いてある。
今日は何があると見たらキンキを発見。
キンキ高いが、今日は3人居るので、一匹奪い合って焼いてもらおうかと言ったら「一匹しかないんです」
即注文したら「こんなのが着いてくるんですよ」と出してきたのは小さなラベルで、船の名前が書いてあるトレーサビリティラベル。知床の宇登呂に上がり、航空便で築地に運んだ魚の証明だ。
一緒に、明石の鯛、小川原湖のシジミの証明も見せてくれた。
大将「最近ごまかしが多いので、こういうのがあると安心して買えます」

2009年12月10日木曜日

博多の厚切りフグ



博多で食品産業センターのセミナー。
前日に入り、割り勘で一杯とのお誘いに飛び上がって参加。
紹介されたのはフグ料理屋で、割り勘費用はどうかなと心配した。

店に入ったら、低価格の店の様。
出て来たフグ刺し身は、皿で人数分にきっちりと分かれている。
刺し身はかなり厚切りで、これだけ厚いと食感が十分。
刺し身その物の味、十分満足とはいかないが、割り勘代によっては……
仕上げはたっぷりのフグ骨入りの雑炊で、温かく、腹満足。
割り勘7千円だった、これならうれしい。

2009年12月8日火曜日

焼きガニ






蔦温泉から雄大な八甲田の麓をつるつる滑りながら青森空港着。
羽田空港からまっすぐお茶の水の山の上ホテル「てんぷら」へ。
今日の料理はと見たら「焼きガニ」がある。

カニを焼くと汁が閉じこめられるので、よりおいしい。
軽く焼いたカニ足から肉をとり出したらするりと簡単に外れた。
大口開けて、カニぶら下げて、肉をまとめて口に落とし込む。
口の中カニでいっぱい!

水ダコの刺し身、ちょっと寿司5巻セットのあと、お浸しが出て来たが、かつお節の超厚スライスがたっぷり乗っている。
削りたてだな。
あとしばらくで、鹿児島は山川のかつお節工場視察がある。楽しみだな〜〜。

2009年12月7日月曜日

築百年






盛岡からいつものレンタカープリウスで奥入瀬へ。
緑がまだ残っているうちに雪が降り、奥入瀬は不思議な光景。
モノトーンに出来上がったばかりの景色の中に、わずかに緑が残っている。
撮影ポイントだらけ。

あちこち撮影しながら今日の宿泊「蔦温泉旅館」に着いたら、夕闇の中、築百年の堂々とした旅館の燈が灯っている。
ゆったり温泉に浸かり、晴れた翌朝、見事な百年旅館に雪が積もり、つららが下がっている。
朝食は、ヤクルト付きの懐かしいスタイル。

だ〜れも居ない蔦沼が印象深かった。

2009年12月4日金曜日

生のコノワタ加熱のイクラ





コノワタの業務用は塩漬けにしたのを瓶詰めで流通している。
「今日はコノワタの生があります」
ナマコからコノワタを取り、それをそのまま。
出て来たのは、普通は茶色っぽいが、これは半透明。
箸でつまんで引き上げたら、するすると伸びたので、これをずるっと吸い込んだ。
塩がわずかで、海の香りがぷんとして、とんでもない珍味だ。

コノワタを取った本体が次に出て来た。
コリコリと、もう最高。

「イクラをちょっといつもと変えてみました」
わずかに加熱して、表面がちょっと曇った所を、軍艦巻き。
へぇ〜〜〜! これもすごいね〜〜

2009年12月1日火曜日

ボージョレヌーボー




今年のボージョレヌーボーは、20年ぶりとか、50年ぶりとかいう評価だが、大げさなんじゃないかと、とりあえず飲んでみようか。
買っておいてと頼んでおいた盛岡の「横綱寿司」に行ったら「採りたてです」と、とろとろの茸が出てきた。

「これも最高」と、寒ブリの刺し身。

そんなところにボージョレヌーボーのビラージュと、見たことない薬瓶みたいなボトルに入った「Le Tot」と、2種類持ってきた。
「どっちにします?」

「Le Tot」はビラージュと比べて安いのか高いのかと聞いたら、こっちの方がずっと安いという。
ワインのグレードは価格に比例するものだが、見たことないのはやっぱり飲みたいから、安くて珍しいのにした。
20年ぶりになるのかどうか知らないが、これはいい出来だ。

ヌーボーは、新酒を味わうために、普通のワインの製造とは違う方法で造る。
だから、ヌーボーを寝かしておいても何にもならない。すぐ飲んじゃう。
ヌーボーは、普通に製造するワインがどうなるかの指標になる。

さて、これだけヌーボーがいいと、普通に詰めるワインはどうなるのかな?
かえって熟成早いのかな?
そうではなく、ヌーボーの出来に比例して素晴らしくなるのかな?