2009年11月12日木曜日

九州の赤味噌汁には


飯塚の「むつごろう」で、仕上げを何にしようかと迷っていたら「ご飯に味噌汁どうですか?」
白味噌と赤味噌があるのでまたどうしようと迷う。
腹の限界があるから、意地汚く迷うことになる。
熊のパディントンは絵本の中でさんざん遊ぶが、最後につぶやく「どんなに楽しいことにも終わりがあります」

姐さんが「それなら赤味噌汁に柚胡椒」
なに〜〜〜 柚胡椒?!
ここら辺では当たり前だそうだ。
それなら是非。

味噌汁にパンチが加わる。
これでご飯食べると倍食べてしまう。
う〜〜〜ん、これは癖になる。

この柚胡椒、粗挽きで、普通と違う豪快なおいしさなので聞いたら「店の手作り」
「売っているのでは満足出来ないので」店で作っているのだ。
素晴らしいと素朴に褒めたら、瓶に入れてくれた。
いい土産が出来た。

2009年11月11日水曜日

あん肝皮付き



アンコウの肝、あん肝はおいしい。
アンコウの皮もおいしい。
しかしくっついているわけではないから両方とも一緒には食べられない。
アンコウの皮は鍋物に出てくるので、私はまず皮を取られないように最初に食べる。
両方とも性格も料理も違うものだ。
それが一緒に出て来た。
あん肝に皮がついて来た。
この店、おいしいの分かってるな〜〜〜

こういう店は厨房もきれいだ。
オープンキッチンで、整理整頓バグツン。
いつ行っても盛況。
飯塚の「むつごろう」

2009年11月9日月曜日

富士ナマコ





野辺地のいつもの「しばのや」でナマコが2種類一緒に出て来た。
0175-64-4888
両方とも野辺地産。
一つは普通のナマコだが、塩で長時間揉んでとろりとさせたもの。ナマコのトロだな。
もう一つだが、これは「富士ナマコ」といって、食感がちょっと硬めのもの。
富士ナマコの味は、スッポンの縁側を硬めにしたもの、アワビの縁側、といったような感じ。

野辺地産の雲丹が出て来た。
ここの雲丹は小型で、味が濃厚。野辺地の自慢。

野辺地のある陸奥湾は、下北半島と津軽半島に囲まれ、ホタテの養殖等が盛んだが、養殖の餌のおあまりを、鯛、カレイ、雲丹等、多くの魚介類が食べ、のんびり豊かに育っている。
カレイは身が驚く程厚いし、鯛釣りも盛んだ。
これらは東京市場に出す程捕れる訳ではないので、地元で消費されるようだ。
だから、安くて、おいしい。
野辺地行ったら、是非この店へどうぞ。

2009年11月6日金曜日

いくじ





米沢の「志乃」で、きれいな色の菊が出て来た。

酢を入れて煮るとこのような良い色が出るそうだ。
菊の花の鮮度が良い、なんてなんか変だが、食べたらやっぱりみずみずしい。

山形名物キノコ鍋。
天然のなめこ、それも巨大なのが、牛肉、野菜と炊かれて出て来た。
なめこは、一般的には小さなぬめっとしたのが当たり前のようになっているが、実は大きなのがおいしい。数は少ない。

赤っぽい、見たこと無いキノコが出て来た。
これは「いくじ」
こんなキノコ、知らなければ毒キノコにしか見えないな。
とろりとした上品な味。

松島湾は牡蠣が名産だが、湾の中でも3カ所、特別な牡蠣が捕れる。
陸からの河が湾に入り込んでいる所だ。
こういう所の魚介類は、ミネラルたっぷり。
そこで、この3カ所の牡蠣は、東京の料理屋等、最初から行き先が決まっていて、その仕入れを手放さない。
この牡蠣が、この店で手に入る。
なぜなら、この大将は、東京築地の料亭で修行をし、主人に気に入られてこの牡蠣の購入ルートをもらったからだ。
今日は汁仕立て。
パンパンに膨れ上がった最上等の牡蠣が、贅沢にも口いっぱいに広がった。

2009年11月5日木曜日

エイの肝





豊橋で行く店は「魚貝三昧 げん屋」

ここはいい素材が揃っている。
とろカツオは、透き通った美しさ。味ぴっかぴか。こんな素晴らしいカツオは魚の外見から判断出来るのだろうか?

エイの肝は前回も食べたが、病み付きになる魔味妖味。
魚のフォアグラだな。

美味そうな椎茸があるので、素焼きにしてもらった。
肉厚で、中ジューシーに焼けている。

太刀魚頼んだら、切り身じゃなくて、半身分出て来た。

2009年11月3日火曜日

豊橋の手筒花火





以前から見たかった豊橋で有名な手筒花火を見ないかという誘いにすぐ乗った。
夕方といってもまだまだ明るい時間に駅前のホテルに入り、のんびりしていたら、パーン、ドーンと、すぐ近くに花火が揚がったので、あああそこかと、あわてて駆けつけた。

この花火は町ごとに行っていて、秋になると毎週あちこち、どこかで揚げているのだ。
今回は駅前だったので、ちょうど良かった。

打上げは、丁目ごとにやる。
どこそこ町1丁目のまずは「大筒」が揚がり、そのあと手筒を5人一組で5グループぐらい。
全員の氏名がアナウンスされる。
この花火は、竹筒の周りに縄をしっかり巻き付け、中に火薬を入れた自家製。
全部自分で作り、自分で揚げる。
何しろ手で持って揚げるから、頭の上から火の粉が夕立ちのように落ちて来る。
最後にドーンと爆発音がして抜け終わる。
よくもまあこんな危険なことをやるなと思うが、これは豊橋の若者の大イベントで、これが無ければ秋が来ないし、毎年の楽しみのようだ。

2丁目、3丁目とどんどん進むが、各丁目で「あ、出た出た」と、親類友人、恋人もかな? 声がかかる。そしてその丁目が終わると帰っちゃう人も居る。
早くから見ていると、まだ明るい時間から、次第に藍色の空になり、そして暗くなり、その間続々と大筒と数グループの手筒を揚げ続ける。
空の変化と、観客の交代が、町内なのに幻想的だな。
素朴、ほのぼのとした祭りだ。

打ち終わった筒は、魔除けとして玄関や商店の入り口に置く。
1本くれるというので、泥棒除けにウチの玄関に置こうか。

終わって商店街を覗いたら、昔懐かしい雰囲気。
スマートボールがあった。

2009年11月2日月曜日

ししゃもの生



ししゃもは普通は一夜干しで、冷凍になっているのが多い。
もちろん本ししゃもの話。
本ししゃもはノルウエー産などと比べたらはるかに高い。
けど、その分おいしさという価値がある。

「生の本ししゃもです、珍しいです」
ここは歌舞伎座裏の小さな料理店。
表から覗いて、店主が若く良心的な顔をしているから入ってみた。

焼くのではなく、フリッタのようにしてある。
頭から中程まで一気に囓ったら、真っ白な身が表れて、ふわっと湯気が広がった。
生の本ししゃもは、上品な、キスのような味だ。

仕上げは湯漬け。
おにぎりのように固めた味ご飯にうす出し汁をかけ、針切りの海苔がたっぷり。