2009年3月18日水曜日

0903ウイーンー14:Bio卵のトレーサビリティ





SPARでBio卵があったので購入。
Bioは有機の意味で、有機卵だ。
開けると卵に直接、日付と、トレーサビリティコードが印刷されている。
「O」はクラスで、Bioのコード。
「AT」は、オーストリア。
「2975742」はコード番号。
認証は「オーストリア・Bio・ギャランティ」
ゆで卵にして食べたら、味のあるおいしい卵だ。
印刷されていたコード番号は、ゆでたら消えていた。

2009年3月16日月曜日

0903ウイーンー13:ユリウスのパッケージ






ユリウスで買ったハムで朝食。
パッケージは、フィルムにスライスを乗せ、紙で合わせて包み、それを紙袋に入れてある。プラスチックはわずかにフィルムを使うだけだ。
100グラムで2ユーロ。
しっかりとした、優しい味の素直なハム。
健康的ともいえるおいしさだな。

2009年3月15日日曜日

0903ウイーンー12:ポークチョップ





マルクト市場の肉屋で、大きな骨付き豚ロインの脂肪の多いリブ側から2枚切ってもらった。
リブ側というのは前、肩の方。後ろの方がロインの芯だけだが、この前側の方はかぶりが入り、ロースの芯は小さめになる。
普通は後ろの方を買う人が多いが、しかしおいしいのは複雑に筋肉が入り組んでいる前の方だ。
この肉はかなり大きいのと、皮付きなので脂肪はたっぷり付いたまま。
皮付きは日本では沖縄にあるぐらい。

フライパンで野菜と一緒に焼いたら、肉汁が上に吹き出している。ウワーうまそー!
まずは脂肪をそのまま囓ろうと皮のところにナイフを入れたらガリガリガリと力強い手応え。
力を入れて切り取って囓ったらざくざくと頑丈な皮が香ばしい。
たっぷりと厚い脂肪は、さっぱり。
野性的だ、こういうのがどうして日本にないのだろうか。まあでも、硬いと文句言われるだけかもしれないな。

次は赤身肉で、まずはスジが入り組んでいるところ。
がっしりした赤身と、スジがコリコリとすばらしい。

2009年3月13日金曜日

0903ウイーンー11:美術史博物館のカフェ






朝食食べ終わって、隣のカフェでエスプレッソ飲みながらメールチェックし、出たのは昼過ぎ。
美術史博物館に向かって歩いて行ったら、マックストアがある。
ウイーンのマックストアはどっしりした古式建物に入っていて、格が違うね。
このすぐ側に近代的なマックストアがあり、買い物はこっちの方がいい。
周りの通りも車と看板見なければ中世そのもの。

美術史博物館には、フェルメール、レンブラント、ブリューゲル……、有名な絵が巨大な空間に贅沢にかけてある。
歩き回って疲れ果て、豪華なカフェに入ったら、皇帝の住まいでお茶してるみたいだ。
はるか上にある天井ドームからの光が優しく入って来る。

2009年3月12日木曜日

0903ウイーンー10:ホワイトソーセージの朝食



水を入れた鍋に、ユリウスで買ったソーセージを入れて加熱し、沸騰したら火を止めてしばらく放っておくと、いい具合に熱くなる。
これにやわらか辛さのマスタードをたっぷり。
昨日食べ残したポテトとホワイトアスパラを、ハムと一緒に炒める。
マルクト市場で買い込んだ生野菜類を全種類カットしてドレッシングをかける。
これにマルクト市場のパン。
どれも素材がすばらしいので、おいしいおいしいとため息。
紅茶で仕上げ。

2009年3月11日水曜日

0903ウイーンー9:ホワイトアスパラガス




ホワイトアスパラガスは、ヨーロッパの春の象徴。
最盛期は5,6月だが、先物がわずかな量だが見つけた。
その中でも、はち切れそうに大きく太ったのを購入。これは大きいほど美味い。

ビールはギネスだが、もちろん缶で、これは缶の方が瓶よりもぜんぜんいい。
ギネスの缶の中にはプラスチックの小さなボールが入っていて、ちょっと振ると中でカタカタ音がする。このボールがきめの細かい泡を作ってくれる。

ギネスを楽しんでいるところに、がっしりとたくましいホワイトアスパラが出来て来た。
すごい迫力。
バリッとかじると、春が汁となって弾けた。

それでは、シャルドネに移るか!

2009年3月10日火曜日

0903ウイーンー8:「エウゲニ・オネーギン」絶賛とブーイング





3月7日、オペラ座で小澤征爾さん指揮の「エウゲニ・オネーギン」
特に今回は初演。映画なら封切りだ。
映画だと予告編があるが、オペラでは事前の情報は何も無く、どのような演出か楽しみで、批評家も初演には顔を出し、翌朝の新聞にコメントを出す。絶賛されたり酷評だったり、演ずる方は人生をかけた試験みたいなところがある。
満席の中、小澤さんがいつものようにちょこちょこと登場。
指揮台に楽譜無く暗譜で、これもいつものように指揮棒無し。

小澤大ファンの私としては、この初演の人気がどうなるのか、学芸会の主役に自分の子供が選ばれたのを見に行く気分。
実際、以前、小澤さんはブーイングを受けたことがあり、どうなるか。

演奏が始まり、すぐに幕が開いたら、近代的演出だ。
これはいったいどういうことなんだ?
エウゲニ・オネーギンは1820年代のロシアが舞台で、舞踏会も出て来る、それなのに、モノトーンのシンプルな舞台にジャケットでいきなり踊りまくりだしたのは、どうしたこと?
それもバク転あり、宙返りあり、倒立歩き、まるで体操部の集団練習だ。
新しく編集した「源氏物語」を開けたらローマ字で書いてあった、なんてところか。
演奏も覇気がないようだ。
金管楽器がプワーンとずれたように聞こえた。

このままいったら駄目だよ!

15分ほどで1幕目の第1景が終わり、幕がいったん下がった。短時間の背景替え。
何となく戸惑い気味の拍手。
聴衆全体が小声でガヤガヤ。
そう、誰もこの演出に戸惑っているのだ。

すぐに始まった第2景をハラハラしながら聞いていたが、演技も、演奏も、次第に乗ってきたようだ。
このオペラは3幕からなるが、今回の演出では1,2幕の6景ほどを110分ぶっ通し。
その間に、演奏、舞台、どんどん盛り上がり、2幕目最終の決闘シーンが終わったら最高潮、大拍手。
これならよさそうかな?
しかしあの近代的な衣装と舞台はどうなんだ?

休憩時間、オペラ座の休憩室は着飾った紳士淑女がワインを飲み、ガヤガヤの喧噪がわーんとこだまする。
休憩中、ウイーンの皆さんは満足した様子。

3幕が始まる。
小澤さんが入ってきたとたん「ブラーボ」の声があちこちからかかった。
ブラーボは全曲終わったときにかかるもので、途中でかかるのに出会ったことない。
よかったー。

3幕目は出演者絶好調、聴衆も時間を忘れてエウゲニ・オネーギンの世界に入っていた。
緞帳が下り、小澤さんが最後の音を出し終わったとたん、観衆は飛び上がった!
爆発炸裂する拍手は、この巨大な石造りの建物をもふるわせる。
ああよかった!

カーテンコールが始まった。
大聴衆の感動はさらに膨らんできた。
小澤さんが舞台のカーテンコールに登場すると、拍手最高潮。
間違いなく大成功だ!

カーテンコールの中、4人の人間が飛び出してきた。
そのとたん、ブーイングが始まった。
隣に座っているウイーンの人らしきおじさんも大声でぶーぶーやっている。
出て来た4人は、舞台衣装デザインスタッフだ。
これに皆文句を言っているのだ。
そうだよなー、帝政ロシア時代の豪華な衣装と舞台装置を見れると楽しみにしていたのに、あれじゃーなー。
しかし、こっちの人ははっきりしているなー!
出演演奏すべて大絶賛、衣装と舞台にブーイング。

大絶賛とブーイングが一緒になったオペラ、面白かったー!
ブーイングまで楽しんだな。
ウイーンの新聞、明日はどうなるかな?
(写真は開演中ではありません)