紅葉だらけの小さめの丼が出て来た。
季節をモロに表している器だな。
開けたら、葛を使ったのだろうか、とろみのあるスープにほぐしたカニの身が広がり、その上に厚いフカヒレが1切れこんもりと乗っている。
和食というのは、こういったスープスタイルが酒のつまみになる所がいいね。
大将、松葉蟹の解禁日で買ってきたカニの身を、せっせと甲羅に外し乗せている。
どうするのかなと見ていたら、ていねいに外した身で山盛りになったのを、私の前に「はい、どうぞ!」
これで3人分。
3人でわあわあやっていので、外してくれたのだろうか。
蟹を食べ出すとどうしても寡黙になるが、これならおしゃべりも弾んだままだ。
仕上げは、鯛たっぷりの湯漬け。
山陰の秋、美味しいの満載だね。
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