HACCPコンサルと美味しい料理
フーズデザイン加藤光夫の、美味しいものとの出会いと事件
2008年10月15日水曜日
秋の鮎
笹の葉にくるまれたちまきのようなのが厳かに出てきた。
蒸したピーナッツが二つ添えられている。
ピーナッツを蒸したりゆでたりするのは千葉と静岡の習慣だが、ここは京都。
スライスした蓮根がからりと揚げられていて、その上に卵の黄身の味噌漬けが乗せられている。満月のようだ。
笹の葉を開けたら、卵ではち切れんばかりに太った鮎が出てきた。
貫禄のある鮎だなー。
秋の鮎だ。
腹の所をかじったら、破れそうに突っ張っていた皮がはじけ、歯が卵の中にざくりと食い込んでいった。
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